AppleScriptとはMacintoshのマクロ言語です。AppleScriptを使うと普段手
作業の仕事がプログラムから行う事ができます。例えば100個ファイルが
あったとき、ファイル名を1 〜100までの連番にしようとすると手作業でも
できますがたいへんだし不毛です。AppleScriptを使うとこれらの作業が一
気に行えますし正確です。さらにファイル数が1000でも10000でも問題あり
ません。
MacOSXでDTPの世界ではAdobeのアプリケーションがAppleScriptに対応
しています。(対応しているということはAppleScriptでコントロールできる
ということです。)ほかにも古くからQuarkXPressがAppleScriptに対応し我々
スクリプターがさまざまなツールを作ってきました。さらにFileMakerや
EXCELなども対応していますのでDB組版などにも利用できます。
AppleScriptによってInDesignやIllustratorの細かい作業を自動化すること
により作業効率が大幅にアップします。さらに突き詰めていくと自動組版が
可能になり。もっと突き詰めていくとWebブラウザからのリクエストをう
けて組版を開始することも可能です。さまざまな可能性を秘めたAppleScript
ですが最近は少し目立たない存在になっているような気がします。ソフト自
体どんどん便利になってきてAppleScriptで自動化しなくても大きく効率化
できるからか、それとも、いまだAppleScript未対応のIllustrator8で仕事をつ
づけているためかもしれません。
これを読んでAppleScript対応の魅力に気がついていただき、ぜひ
AppleScriptにチャレンジしてみてください。
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