02)変数 set 変数 to ○○

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変数は入れ物です。名前のついた入れ物で、なんでも入ります。取り出す
ときは入れ物の名前を指定してやると中身を見ることができます。変数には
好きな名前をつけることができます。

set myStr to "こんにちは。"--変数myStrに"こんにちは。"を入れる
display dialog myStr--変数myStrをダイアログに表示

もちろん変数ですから数字も入れることができます。

set Y to 1--変数Yに1を入れる
set X to 5--変数Xに5を入れる
display dialog Y+X--変数Y+Xの結果をダイアログに表示

※--はコメントで、プログラムでは--以降の文字は無視されます。

変数の種類と変数の型変換

01.jpg

boolean--真偽値
integer--整数
real--実数
string--文字列
list--リスト
booleanにはtrue(真)かfalse(偽)が入ります。integerは整数です。小
数点を含む実数を整数に変換するときに使います。

set X to 1.5258--変数Xに1.5258を入れる
set X to X as integer--変数Xを型変換する
display dialog X--変数Xをダイアログに表示
=>2

変数1.5258を整数に型変換したため結果は2になりました。

set myNum to 1
set myStr to myNum as string

上の例は変数myNumを文字列に変換してmyStrに入れます。人間の見た
目には整数の1も文字列の"1"もあまり変わりませんが、AppleScriptからDTP
アプリケーションをコントロールするときなど良く使いわけます。

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