中古車の諸経費
中古車購入には車両代以外に下記の料金がかかります。いざ購入となってお金が足りなくならないように事前に準備しておきましょう。
【法定費用】
中古車を所有するのにかかる法定費用を解説します。
自動車税
自動車税は毎年4月にかかる。中古車の場合は購入月から月割りで支払う。
軽自動車 | 7,200円 |
総排気量1000cc以下 | 29,500円 |
総排気量1000-1500cc以下 | 34,500円 |
総排気量1500-2000cc以下 | 39,500円 |
総排気量2000-2500cc以下 | 45,000円 |
総排気量2500-3000cc以下 | 51,000円 |
総排気量3000-3500cc以下 | 58,000円 |
総排気量3500-4000cc以下 | 66,500円 |
総排気量4000-4500cc以下 | 76,500円 |
総排気量4500-6000cc以下 | 88,000円 |
総排気量6000cc超 | 111,000円 |
自動車重量税
車検時に支払うので車検残のある中古車なら支払う必要はない。
自動車取得税
車の取得に対してかかる都道府県税。新車は「車両本体価格+主要オプション装備」の9割の3%(軽自動車は2%)。中古車の場合はそこから減価償却率に沿って算出される。6年落ちなら高級車でもたいていはゼロ。
自賠責保険料
車検時に発生する強制保険。普通車16,350円/年、軽自動車15,600円/年。これを月割りで払うのが一般的。
消費税
販売総額に8%かかる。自動車税、重量税、自賠責保険にはかからない。
法定預かり費用
各種の申請時の印紙代。必要なのは検査登録時、車庫証明書取得時、名義変更時など。販売店手数料に含まれていることもある。法定預かり費用には消費税は課税されない。金額は地域により若干異なる。
自動車リサイクル料金
中古車の場合はリサイクル預託金を購入時か車検時に支払う。料金は車種やグレードによって異なるが1万円弱〜2万円程度。
【販売店手数料】
登録に関する手続きを販売店に代行してもらうために販売店に支払う費用。
登録代行費用
運輸支局への車の名義変更の代行費用。前オーナーの情報が必要だったり、手続きがかなり複雑なので販売店に任せるのが一般的。
納車費用
自動車を自宅に持ってきてくれる費用。取りに行けば無料。ただし販売店によっては車両保管場所から販売店への移動費用やクリーニング代を請求される場合もある。
車庫証明代行費用
車庫証明の申請を販売店に代行してもらう費用。自分で申請・取得すれば無料になる。手続きは自宅に駐車場があれば簡単だが、平日に休みを取らないといけない。
- (1)必要書類を、駐車場のある地域を管轄している警察署でもらう。
- (2)書類に必要事項や駐車場の位置を記入。
(駐車場を借りている場合は不動産会社に署名&押印が必要) - (3)書類を警察署へ持って行き、印紙代(2500円程度)を支払う。
- (4)1週間程度で「自動車保管場所証明書」が発行、警察署まで取りに行く。
- (5)それを販売店へ届ける。
整備費用
点検整備する費用。販売店によって12カ月または24カ月の定期点検整備を指す場合と、販売店独自の整備を指す場合がある。
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