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中古車購入時に必要な書類

【車購入に必要な書類】

実印と印鑑証明書

車購入時には発行日から3カ月以内のものが必要となる。(下取り車のある場合は2枚用意)。

自動車検査証(車検証)

購入後、納車された際に使用者の欄が自分の名前になっているか(全額を販売店に納めていれば所有者欄も)確認。また任意保険に加入する際に自動車検査証のコピーが必要になるので、できれば契約時にコピーさせてもらう。

委任状

車の登録に関する業務は手続きが複雑で、通常は販売店に代行してもらう。この際に「登録に関する手続きを第三者(ここでは販売店)に委任する意思」を示す書類がこれ。ここに実印を押すことになる。書類自体は販売店が用意してくれるので、契約時に押印と署名をする。

車庫証明書

車の保管場所(駐車場)を管轄する警察署に申請して交付されるもの。代行してもらう場合は不要だが賃貸の駐車場の場合は不動産会社の署名と押印が必要になり、その作業はたいてい購入者本人が行うことになる。

【見積書で確認したい項目】

自動車税

年度途中で購入した場合、登録の翌月から年度末まで納めるが、その金額が合っているかを確認する。

自動車取得税

たいていは高級車でも初度登録から6年たてば自動車取得税はゼロになる。それが請求されている場合は、その車がヴィンテージカーなど理由があるので聞いてみよう。

自動車重量税

車検残がある場合は請求されることはないので確認を。

消費税

中古車を購入する場合、車両本体価格と販売店手数料に消費税(8%)がかかる。
税金や法定預かり費用、自賠責保険には消費税はかからない。これらにかかっていないか見ておこう(自動車税と自賠責保険料の未経過相当分には消費税がかかる)。

自動車リサイクル料金

プライスボードには自動車リサイクル料金が車両本体価格に含まれているのか、別途必要になるのか記載されている。

車検整備費用

「車検整備付」と表示されている場合は車検整備費用が車両本体価格に含まれている。車検残のある中古車にはこの車検整備費用は不要。

納車費用

自分で販売店に行く場合は、基本納車費用は不要。この費用がかかるとすれば車を販売店に輸送する費用などが考えられるので、その内容を聞こう。

【保証書で確認したい項目】

保証期間や走行距離

保証は「購入後12カ月または1万km」というように、ある一定期間または距離を走るまで受けることができる。

保証される部品や工賃

走るために最低限必要な部品だけのところもあれば、バッテリーやランプなど消耗品まで保証してくれるところもある。それらを確認。またバッテリー交換の場合は工賃も含まれるのか確認。

保証の対象外となるケース

どこまでが対象内でどこからが対象外か確認。例:釘を踏んでタイヤがパンクした、という場合は保証の対象外。地震や台風、水害による被害もほとんどの場合保証の対象外。

費用の負担範囲

保証期間中にエンジンが故障して動けなくなったとする。その際に販売店へ車を搬送するにはどうすればいいのか。そのあたりを確認する。

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