中古車の修理歴の判別—中古車の選び方
中古車を買う場合のチェックポイントとして大きいものは事故車かどうかの判別があります。素人でもそれなりに簡単なチェックなので中古車を購入する際はご確認ください。
【事故車・修理歴】とは
一応定義としては事故をしても修理をしていなければ修理歴は無しとなります。
また修理歴にも軽度のものから重度のものまで程度があり
バンパーをガードレールにこすって交換したとしても車両本体のシャシーの部分をいじっていなければ軽い修理と言えます。
しかし同様にタイヤの上の部分をガードレールにこすった場合は車両本体のシャシーの部分と一体化しているのでそこに手を入れると同じようにこすっただけでも事故車扱いになったりします。
重度なものだとフレームが歪んでしまってまっすぐ走らなかったりします。
見分け方1 隙間の間隔は一定か
バンパーと車体のすきまは必ずあります。その間隔が一定かどうかでバンパーをぶつけていないかどうかがわかります。前後からのぶつかった場合のみですが、ちょっとでもぶつかるとゆがんだりしますので、チェックとしては有効です。左右の空き具合を比べて同じくらいか確認しましょう。
ただしバンパーが歪んだぐらいなら大したことがない可能性もあります。次のチェックでもっと大きな修理をしていないか確認します。
見分け方2 リヤのボルトに外した後がないか
リヤのハッチを開けてボルトに外した後がないか確認します。
車のボルトは組み立てた後塗装されているので、はずすと必ず後が残るそうです。
ハッチ自体を外したのであれば交換している可能性が高いわけですからそこそこ後ろにダメージがあったことが想像できます。
バンパーの交換はしているか
同じくバンパーを固定しているネジも見えるならチェックします。見えないこともあるのでなんとも言えませんが見えているネジをチェックして塗装がはがれたりしていないか確認しましょう。
見分け方3 フロントのボルトに外した後がないか
基本的にはリアと同じなのですがフロントもチェックします。
チェック箇所はフレームにあるいくつかのボルト。これを外していたらラジエターなどの冷却器までダメージを受けていたということなので結構な事故だったと思われます。
ネジは奥へ行けば行くほどダメージは深刻ですね。
バンパーの交換はしているか
こちらもリヤ同様、バンパーを固定しているネジも見えるならチェックします。バンパーだけの交換修理ならガードレールにこすっただけかもしれないのでまだマシといえるでしょうね。
ネジチェックは査定時の基本
ネジのチェックは車を下取りや売却に出す時の基本チェック項目です。中古車屋さんは絶対に知っていますし、うまく塗装してごまかしていることもあり得ます。
納得して買う分にはいいのですが明らかに外したたとがあるのに知らんぷりして売っている中古車屋さんにはちょっと聞いてみたほうがいいですね。
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